「理衣奈ー、起きてー」 …んっ。もう朝…? 「ふぁ……んーっ!」 大きく伸びをし、体を起こした。 いつのものように顔を洗って下へ降りる。 リビングからはおいしそうなにおいが… 「おはよう、お姉ちゃん!」 「おはよー」 相変わらず元気ねー、と言うと、私の大好きな苺ミルクを出してくれた。