おそるおそる目を開けて見ると・・・


「へっ!?」


そこにはちょっと、いやかなり幼さがあるものの、とても整った顔立ちをしていた。色素の薄い髪の美少年が目をこすりながらこっちを見ていた。


「・・・だれ?」


「えっと・・・。」


頭が混乱していて、うまく答えが出てこない。