「威琉。早く起きないと、未夏ちゃん、
 誰かに取られちゃうわよ?
 あなたが幸せにするんでしょ?」





「おばさん?私は威琉から一生離れません。
 威琉は死にません。私が死なせません。」






「ふふっ。心強いわ。」





おばさんと、話した後
帰る事にした。





「また来るね、威琉。」





私は病院を後にした。