あたしと悠は幼なじみ。



でもね・・・・



幼なじみって普通親たちが
仲良かったり・・・って

イメージがあった。






あたしと悠は違う。








あたしと悠は








一番近くて








一番遠い存在。





何があったのかは今でも
思い出したくない。


忘れたい。


せめて二度と
あたしの中には出てきてほしくなかった。


でも

5歳のあたしの脳裏に焼きついた、
あの出来事は

そう簡単には
黙っていてくれない。