「亜海~今日楽しみだな!!!」

悠が得意の笑顔で話しかけてくる。


「うん。皆で泊まるとか初めてだしねっ」
「亜海、お前あほなんだから川とかに流されんじゃねーよ?」
「ぶっ・・」


あたしは思わずふきだした。


「川に流されるとかマジあほじゃん!!!」
「お前ならありうる話だろ?笑」
「えーないもん!笑」


他愛ない話で
盛り上がった。



悠はいつもどおりだった。
無論、あたしも。



でも、内心
悠には疑問を持っていた。



それは1週間くらい
前の「あのこと」から。