心を渦巻く恐怖と孤独は
あたしに深い傷を残していった…



その日のことはあたしの心の引き出しに
深く深くしまい込んだ
もう2度と浮き上がってくることのないように…




でも、あたしの傷は
そうそうに手を引いてくれない


夢に何度出てきたことか…
あの恐怖と孤独に襲われる夢…


あたしは一生この
恐怖と孤独の感情に押しつぶされそうに
なりながら
生きていかなくてはいけないのか・・・・



今あたしは15歳。
10年たっても消えてくれない。



一生治ることのない




深い傷。