『初めまして、お母さんの分まで私が陽生さんを大切にするので安心してください』



それが自然に出てきた思いだった。


今の私が心から感じてる自分気持ち。


だって、幸せは誰かに決めてもらうものじゃない。


自分で決めるものだ。


どんな環境であろうと自分が今幸せと思えるならそれでいい…


自分の信じた道を真っ直ぐ進む。



……もう、相手のことばかりを考えて自分の気持ちを押し殺したりなんかしない。


それが今回のことでよく分かったから…


だから、「私は自分のできる精一杯で陽生さんを愛します」


何があっても離さない。


そんな気持ちを込めて私はお母さんにしっかりと思いを込めた。