「なぁ、果歩。お前ちょっと痩せた?」



思わずじっと見つめて、再び果歩の体を引き寄せた。


少し驚く果歩に気付いたが、そんなこと構うことなく



「この辺、とか?」



ウエストを触って、首を傾ける。


そう言われればこの辺りが前より薄っぺらくなった気がするな。



「ちゃんと食ってるのか?」


「え?」


「俺がいない間しっかり食べてる?」


「…うん……」



なんだかぎこちない返事だな。


俺はさらに真っ直ぐ見つめて今度はお腹を触った。



「ほら、ここもぺったんこじゃないか。もうすぐ後ろとくっ付きそう……」


「ひゃっ……」