「べ…別にいいけどっ…」
(え!?いやいやよくないよ自分!?)

「そっか!さんきゅー!」
男は、爽やかにふっと笑って見せた。


(どきゅーん(^o^))


目の前に自分の心臓が見えた気がした。


「あ、俺、北原勇気!今日越してきたんだ!そっちは?」

「んぇっ?…あ、えっと、沢村!沢村愛美!」
(自分何名乗ってんのよ!怒ってたんでしょ!)

「愛美な!よろしくな!お隣りさん!」

「う…うん…!」