『バカ………』





「なっちゃん?」



あたしは校門を出るところを止められた



『う……はるちゃん…』



「どうした?目からなんか…涙?泣いたのか?」



『ううん。なんでもない。』



「本当に?俺…夏目の親友だよ?なんでもいえよな」



『うん。ありがと…』