さらに一錠睡眠薬を飲んで、何度も寝返りを打ったあげく、ぼくはついに近所のコンビニへ行くことにした。


「眠れないときは、少し動いた方がいいんだ…」


コンビニへ着くと、ぼくは慣れた足取りで
雑誌コーナーへ向かった。



すると、そこには――、

奇跡のように、

アズミの姿があった。