『よかったよー>ケンタ』
とぼくも書き込んだ。

ラブソング…、カノジョか…。
アズミとは、また病院でばったり会えるのかな。


『――さて、ぼくもがんばって練習しよっと』

『あれ?落ちるんですか>亮平』

『うん、明日早いからな』


ぼくは、嘘をついた。

さっきから、胸の痛みが、ズキズキとひどくなり始めていたのだ。