…空…
あたしも空になりたい。
叶わない願いだ。
ガチャッ…キィ…
『誰!?』
ビクッ…
入ってきた人は、相当ビックリしたみたいだ。
そして、真っ直ぐな目であたしを見た
「…新谷……慧です。」
と言った。
ケイ!?
レナと手を繋いでいたあのケイ?
『…なんでここに来たの?』
「いや…部活サボりに来た」
『そう…』
「…そのあざ、何したの?」
『…………ぶつけたの』
「そんなにいっぱい?」
あたしのあざは身体中にあるから、ケイはすぐあざに気付いたんだろうな…
気付いてくれただけなのに、あたしはそれだけで涙が出そうになった。
ポロッ…ポロポロッ
あぁ、泣いてしまった…
あたしも空になりたい。
叶わない願いだ。
ガチャッ…キィ…
『誰!?』
ビクッ…
入ってきた人は、相当ビックリしたみたいだ。
そして、真っ直ぐな目であたしを見た
「…新谷……慧です。」
と言った。
ケイ!?
レナと手を繋いでいたあのケイ?
『…なんでここに来たの?』
「いや…部活サボりに来た」
『そう…』
「…そのあざ、何したの?」
『…………ぶつけたの』
「そんなにいっぱい?」
あたしのあざは身体中にあるから、ケイはすぐあざに気付いたんだろうな…
気付いてくれただけなのに、あたしはそれだけで涙が出そうになった。
ポロッ…ポロポロッ
あぁ、泣いてしまった…