よほど暇だったんだろう、直ぐに店員がやってきた

「チョコパフェ1つ、フォンダンチョコ1つ、ドリンクバー3つで」

「はいかしこまりました」

店員さんは注文を繰り返して戻っていった

「ドリンクバーってなんだよ!?俺のコーヒーは!?」

「ドリンクバーは自分達が自由に入れて自由におかわりできる優れものっすよ」

「自分で入れるのが優れものか!?」

「俺が入れてきますよ、美味しいコーヒー」

「…不味そうだな」

「いいから、いいから」

そう言って猛くんはドリンクバーに向かった

僕も猛くんに続いた


「のぼる何飲むんだ?」

「コーラかな」

「俺ミックス」

そう言って猛くんは楽しそうに色んなジュースを混ぜていた


テーブルに戻ると鬼島さんが直ぐにコーヒーを飲んだ

「美味いっしょ」

眉間にシワをよせる鬼島さん

「…まぁ、いけるな」

「でしょう」

笑顔で猛くんはオリジナルミックスジュースを飲んだ