歩いてる最中、口のなかが今までにないくらい渇いてるのがわかった

「ビビんなよ、お前にはなんもしねーからさ」

微笑む男の人

もはや微笑みさえ怖い

「あ、俺のことは猛って呼んで下さいね」

僕の恐怖とは真逆でとても楽しそうな彼が言った

「了解、お前は!?なんて呼んでほしいとか希望あんの?」

僕は首を横にふる

「うっか、じゃ〜のぼるでいいな」

僕は頷く


五分くらいで猛くんのお気に入りと言うファミレスに到着した

ファミレスに入り店員に「喫煙席か禁煙席」かを聞かれ喫煙席に案内される

端の席に案内され鬼島さんがドカッと座る

鬼島さんの前に僕が座らされ、僕の隣に猛くんが座った