まさか・・・・
嫌な事が頭に思い浮かぶ。
やだよ・・・・・
すると、
「かあ・・・さん・・?」
え・・・・まさか・・・
あの人って・・・・・
聡君のお母さん?
「お父さん!何やってるのー?」
とりあえず、引き離すために声をかける。
「あ・・・美優かぁ・・・」
「私で悪かったね」
邪魔されたからでしょ?
聡君も放心状態?
すると、聡君のお母さんが
「また今度」
って言って、あっちの方へ行ってしまった。
「お父さん・・・・私、行くね?」
このことは、お母さんに言えない。
でも、まさか・・・・お父さんに浮気相手・・・?
それも、聡君のお母さん?
何それ・・・・・
「まさか・・・・母さんと、お前のお父さんって・・・・」
「かもしれないね・・・。」
どうしよう・・・・・
そう思ってると、聡君が
「母さんたちを・・・言い方悪いけど、ストーカーする?」
「悪すぎ・・・・言うなら追跡って言って。」
「で、どーする・・・?」
そーするって・・・・
「してみる・・・・本当のことが知りたい・・・」
私の本音。
「よし、じゃあ、メアド交換な。いつでも連絡出来るように・・・・」
「わかった」
いけない事だけど・・・
知りたいの・・・・お父さんは、お母さんを愛してないの・・・?
そう思いながら聡君と話した。
そして、家に帰る。
「ただいま!」
「おかえり!」
お父さんのことがばれると、こんな事も出来なくなる。
「お父さんは・・・?」
「仕事よ!ちょっとお買い物に行ってくるね!」
「いってらっしゃい」
本当に何も知らないんだ・・・・。
あ・・・・お父さんのケータイ・・・・
やばいよ・・・家に1人。
お母さんはこのケータイの存在にも気づいてなかった・・・・。
私・・・悪い子になる・・・・
そして、お父さんのケータイに手が伸びる。
もう、止められない・・・・
えいっ!
ついに、未知の世界にきてしまったみたい・・・
これは・・・
私はお父さんのケータイを見てビックリした。
明日・・・5時にカフェで待っている。
やっ・・・・・
私は、ケータイを元の場所に戻して、
聡君にメールする。
いや、電話する!
急いで急いで・・・・
早く出て!!
プルルッ
「聡君!!」
「そんなに急いでどーした!?」
「明日、5時にカフェで待ち合わせ・・・いい?」
「いいけど・・・っ・・・もしかして・・・」
「そのまさか!いい?」
「おう!」
聡君はちゃんとわかってくれた。
お父さん・・・・お母さん・・・・
ごめんね・・・・・。
でも、この家族がばらばらになるのはすっごく嫌なの。
嫌で嫌で・・・・涙が出てしまいそうなくらい。
ずっと、一緒に居たいって思ってしまうと・・・
自分の気持ちが抑えられなくなりそうで怖い。
辛い。
いったいお父さんに何があったの?
聡君のお母さんって知ってた?
知らないでしょ。
これを知ったら、どれだけの人が傷つくと思う?
私、お母さん、聡君のお姉さん、聡君のお父さん・・・
そして、聡君。
他にもいろんな人が傷つくよ。
ねえ、何で浮気するの?
そう思うと、心に悲しみと悔しさと憎しみが残る。
でも・・・ここで泣いてしまうと
自分は弱いなぁと思う。
聡君も辛い。だから、泣かない。
私はいけない子。
私は、聡君と、お父さんたちの事を追跡する。
嫌だよ・・・・本当は、こんな事したくない・・・
けど、気になるって気持ちの方が大きすぎる。
一回、家に帰って今日は友達とお泊まりするって言っとこう。
急いで家に帰りお母さんに
「今日は、友達とお泊まりする」
って言うと・・・・
「気をつけてね!今日はいとこも来て・・・お父さんも出張なんだ!」
お父さんの嘘つき・・・・
「行ってくる!」
と、一言残し、荷物を持って家を出た。
只今4時半。
「聡くーん・・・」
「ごめん!待った?」
「全然大丈夫!!」
今日は、聡君のお父さんもお母さんもいないという事で・・・・
聡君のお家にお泊まり。
そこで、聡君のお姉さんに、お話する。
「おじゃまします・・・」
「美優ちゃん!?いらっしゃーい!!今日は、お泊まりでしょ?」
と言う、聡君のお姉さんこと有紗さん。
「はい・・・・よろしくお願いします・・・」
「全然大丈夫!今日は、お父さんもお母さんもいないから!」
ってこんな時間・・・・。
「ちょっと行って来る!行こう!!!」
「また後で!」
「う、うん・・・・・」
急げ!!!!