「だから、自分のことも聡君のことも大切にしてください。
皆で幸せになってください・・・・。」
「・・・・美優ちゃん・・・ありがとう・・・ごめんね・・・」
「大丈夫です。泣き止んだら、聡君を迎えに行きましょう!」
聡君・・・・。
待っててね。
幸せと一緒に・・・・
生きている意味とか・・・・
全部、言うから・・・・。
「さっ、行きましょう!!」
「・・・うん。」
そして、
いろんな話をしながら家に向かった。
「ここで待っててください。」
「わかった。」
家に着き、
「ただいま!!」
と、声を上げた。
「あれ・・・?」
お父さんとお母さんは・・・?
「あっ、お帰り。」