これは・・・・言ってもいいのかな・・・・。



「・・・・・あのね、私、怖い。」



「うん・・・・」




「皆が変わっていきそうで・・・“今”がなくなっていきそうで・・・」



「うん・・・」



「何を信じたら良いのかわかんないっ」



「うん・・・・」



聡君は、静かに聞いてくれた。


あー・・・私は弱い子だ。



こんな事思うなんて・・・・。





もっと、“強く”なりたい。



もっと、強い子に生まれてきたかった・・・。