そして家に到着。
ガチャッ!
元気よく開けた。
「たっだいまー!!」
「おかえりー!なんかいい事あった?」
「・・・なんでわかるの?!!」
「お母さんは何でもわかるの!」
「参りました・・」
私のお母さん、高原緑(たかはら・みどり)は
私の事を何でもわかってしまう。
だからお母さんには嘘をつけない。
「今日ねー新しい友達ができたんだよー!」
「よかったわね」
でも答え方はそっけない。
少し寂しいけどだいたい慣れた。
ダダダダ・・・
勢いよく階段を上がって
自分の部屋にぶつかった。
「いったぁー!」
お母さんに笑いながら
「ばか」と言われた。
ガチャ
「ふぅー・・疲れたー」
私はベットに倒れこんだ。
♪~♪~♪~♪~
ビクッ
携帯が鳴った。
「メール?誰だろ・・・」