茶色に透き通る彼の髪の毛が 風に揺れて あたしの鼻をくすぐる ストロベリーの香りがそっと包んで あたしをドキドキさせた あたしの名前を呼ぶ彼の声 あたしに優しく触れる指先 絡まる糸が 更に絡まって あたしはきっと抜け出せない