『君は俺の天使なんだッ!』






そんなド派手な告白を受けてから一週間


学校中の注目を集めたあたし

最初はみんなの目線が嫌で仕方なくて
サボり気味だった学校にも


清々堂々と登校しております!





が!


「桃ちゃ~ん♪」

「あ、また来た。」


飴玉男を見るなり千絵が隣で呟いた



はぁ……


あのバス停で話して以来

毎日のようにあたしのクラスを訪ねて来る飴玉男



昼休みもホームルームも帰りも
あたしの隣には飴玉男


「聞いてよぉ!朝コンビニで飴買ったらさ、これのど飴だったの!」

「あそ。」


既に名物化してるあたしと飴玉男のツーショット


他のクラスからわざわざ見に来る生徒まで居る程