「ありえないね。」
「でしょ。」
次の日
朝から降り続けてる雨が次第に強まり
あたしは窓の外を見つめながらため息をつく
全てを
今さっき千絵に話した
たった一日
たかが24時間
それだけでこんなにもガラリと変わった日常
変化なんか求めてないのに
何故か変わってくあたしの学園生活
しかも嫌~な方向に
「でも教えてないんでしょ?携帯番号。」
「そう…なんだけどさ。」
あの後
飴玉男を問い詰めたあたし
でもどうやら聞かれただけで
教えてない!
そう言ってた
携帯に登録されてる女の子はあたしだけ
(妹も登録されてるけど)
焦る飴玉男を睨みつけたら
携帯を見せてくれた
確かに登録されてるのはあたしくらいで
友達はおろか
男の名前すら少なかった
が!!