「きゃあッ!」


な、何で居るの!?




振り返った先に
会いたかった人が居てあたしは飛び上がった




「はは、ビックリしすぎだよぉ。」



笑顔の飴玉男




あたしのスキな笑顔






「み、見送りは?」

「ん?して来たよ★んで帰ッて来た♪」

「そ、そう。」




突然の飴玉男の姿にあたしの心臓は爆発寸前


あまりのドキドキに苦しいくらい





今日は会えないと思っていたから……




「桃ちゃん帰るの?」

「え、あッ、うん…」



静かなバス停に二人きり



心臓の音が聞こえてしまいそうで
あたしは少し距離を置いた