あのわけのわからない乱闘の次の日。

自分の部屋のベッドから起き上がった私には、悲しい現実が待ち受けていた。

眼鏡をかけた瞬間に気づく。


眼鏡のレンズが外れてる・・・。


「昨日、吹っ飛んだからかな・・・。」
度のいまいち合っていない中学生ず大の眼鏡をかけ、私はぽつりと呟いた。


「不良なんて・・・嫌い。」

そう言いながら早々に着替えて誰もいないリビングを通り抜け、少しさびしい気分で新聞配達に向かった。


現在の時刻はAM4:30。