とりあえず近くにメガネが落ちていないか手探りで探す。


すると、私の手が誰かの手に触れた。



さっきぶつかった人だ!!


私は本能的にそう思い、触れたその手をしっかりつかんだ。






…しかも両手で。





「・・・は!?」




手の主が変な声を出した。