!!!

隣の席の男だっ!!


って、そんなこと考えている場合じゃない・・・。
ケンカを止めないと・・・


私は声をだす。


「あのっ・・・、ケンカは・・・・ちょっと・・・・・。」


が、情けなく震えた声は誰にも聞こえてなかったらしい。








それどころか、人が飛んできた。






私はどうしようもできず、鈍い痛みを額に受けて仰向けに倒れる。