『刃物でだって、切れないもんもあんだよ(怒)』




あたしはナイフを握ると、後ろへと放り投げた。







『ウワアアアアアアア!!』




近くにあった鉄パイプを握り、あたしへと殴りかかる。







『鉄パイプでも、殴れないもんもあんだな(笑)これが!』




幸人は鉄パイプを止めた。





『ソンナモノナイ!!!!!』





『あるよ。心だ!心は切れないし、殴れない。中込は、返してもらうよ。』




Harutoと新島も、追いついてきた。