『そうしなさい↑それが一番輝いていられる。制服の時とかは皆、ちゃんと名前で呼ぶからね♪』





『ありがとう♪』







こうして、あたしは紗波としてだけではなく、鬼のお嬢としても素直に生きることにした。







―― 幸人ん家。―――




『明日から、学校で大変なんじゃねぇーの?笑』





『わからない…ねぇ(笑)』





『まぁ俺は、鬼のお嬢って呼ばれるような、そんな水城嫌いじゃないけどね(笑)』





『ありがとぉ(笑)』