『うん…。さっきは……叩いて悪かった。』 『私こそ…間違ってた。』 『わかったなら良いよ…。この格好だったり、この髪型の時が万が一あったら、そん時は紗波って呼ばないで。じゃあ。』 あたしと幸人は、その場をさった。 ―― 商店街。――― 『バレてんじゃねぇーよ(笑)』 『仕方ないじゃん。』 『ここ、懐かしいな…。駄菓子屋のおばあちゃん、戻ってきて元気にまだやってるってよ。』