『私さー、紗波にしかこの場所知らせてないし、紗波にしか時間も言ってない。それに、鬼のお嬢だからってなんなの?もう、私ら友達でしょ?私と香奈と楓と那奈が仲間だって言うなら、紗波も仲間だよ。正体を隠したいなら、誰にも言わない。今までどおりに過ごせば良い。ただ、隠さないでよ…。』





『あたし…鬼のお嬢って呼ばれてる。普通に生活したいの。だから、普段は紗波でいる。今日はたまたま……。』





『紗波ちゃん…私らも紗波って呼んで良いかな?』