『いいんだよ。紗波の怪我はひどいって聞いてたから、あの物置になってた部屋を片付けてベッドを入れて紗波の部屋にしたらしい(笑)帰ってきて2階まであがるのは大変だからだって。お母さんらしいな↑』





『うん…(笑)』




涙が出るほど嬉しかった。





『怪我をしている間は、あの部屋が紗波の部屋だ。夜も遅いし、今日はもう寝なさい。おやすみ。』





『おやすみなさい。』







あたしは部屋へと入り、ベッドの上に座った。