― 病院。 ―― 話し終わると、 『なるほどね…そりゃー言えねぇーよな……。でも、そもそも、何で闇の男になんかなろうと思ったわけ?』 加賀美 幸人がきいたところで、手術中の電気が消えた。 『水城は?!汗』 『紗波は?!汗』 医者のところに駆け寄ると、 『なんとか一命は、とりとめたよ。』 そう先生に言われ、2人はそっと肩を撫で下ろした。 『助かって良かった…。』