―― 同じ頃。――― 長谷川 春は、サッカーの練習のため、大学に早く来ていた。 『あ!ハル、良かった(汗)お前に言うべきか悩んだんだけどさー、お前…お嬢に告ってたし、やっぱお前にだけは、言うべきだと思ってさ……。』 『おう!紘史↑お…お嬢?ちょっと待ってろ!』 長谷川 春は、いったん練習をきって、人のいない場所へと移動した。 『で、お嬢に何か…?汗』 『ごめん…って。』