『お嬢!』 幸人たちが、側に寄ってきた。 『呼んどいたかんな!』 お父さんを呼んでくれてたんだ。 『わりぃ(笑)中込も幸人も夢も、ちょっとここに居てくれ。あたしは、行かなきゃいけないとこがあるから。』 『おい(汗)その血は…?』 『そいつの血がついただけだよ。心配すんな(笑)』 『早めに戻って来いよ!』 あたしは、知らせてくれた和田くんのところへと向かった。