― 数日後。――― また、学校が始まった。 春……来てるかな…?汗 放課後のグラウンドを、必死で探していると、 『春くん♪あの告白って本当?』 『長谷川先輩♪』 遠くから、女の子たちの声が聞こえてきた。 『誰なの?汗 大切な人って↓』 『私たちは長谷川先輩に好きな人がいても、諦めませんから↑』 やっぱり春はモテる…。 『そういえば、その手の怪我どうしたの?汗』