『怪我は、もう治ったぁ?』 『うん!紗波も治ったみたいだな↑』 こんな会話が、切なく感じた。 あたしと春は、先生のところへと顔を出し、あたしは出された課題を終わらせて、午後までそのまま教室を借りた。 『聞いてもいい?』 『良いよ。』 『あたししか好きになれないって言ったでしょ?でも、あんなにたくさん春を好きな子がいて、可愛い子とか性格の良い子も選び放題なのに、何であたしだけしか…って断言できるの?』