『これで、良しっと♪』





『ありがとな。紗波、腕は?』





『ギブスも外れてるし、安静にしてれば大丈夫だよ♪』




本当は、これも嘘だった。




ギブスは外れてなんかいない…。

無理に医者に頼んだだけ。







『じゃあ、ちゃんと安静にね!無理は駄目だよ↑』





『うん(笑)ありがとぉ♪』










そこに、医務の先生が入って来た。





『先生。水城 紗波は元気になりました↑ご心配をかけちゃってすみません(汗)』