あたしは、きっと…春のことが気になってる……。 ううん。 逢った時からずっと、好きなのかもしれない。 ―― 次の日。――― あたしは早めに学校に行き、医務室へと向かった。 トントン。 『失礼します。』 医務室の中へと足を踏み入れた。 『あれ?…先生、いないのかぁ↓』 そして、あたしは独り言のように呟くと、医務室を後にしようと扉の方へと戻った。