徒然なるまま ばーじょん2

実際テストでも

自分の意見を述べさせる問題が多いです。

大学生活をエンジョイするのもいいけど

あくまで「学ぶ」場所なんです。大学ってとこは。

うーん…

なんか締めの言葉っぽくなりましたね(笑)

はい、まだまだ締める気なんてサラサラありません。

ただあんまり長くなってもいけないので

授業の概略をザザッと。

とりあえず

3年までには大部分の単位を取得できました。

就活もあるので

2年のうちにかなりの数の単位を取らなきゃならないんです。
もうほんとに幅広く

経済学やら経営学、財政学、得意の会計学まで

経済満喫したって感じですね。

あとは

英語とか、中国語とか、政治思想など専門外の分野もかじりました。

1年の時に不可だった必修の経済学も

2年では無事に「優」が取れましたよ。

やっぱり1年必死で勉強すると

理解力もだいぶ向上するものですね。

大学に入ってから

「予習・復習」にだいぶ力を入れるようになりました。

テストまで時間があっても

授業で触れた所をもう一度見直して

自分なりにノートにまとめる。

そしてテスト前には

友人とそれらを共有し

改めて見直す。

あーでもないこーでもないと

試行錯誤を繰り返しながら

着実に力をつけていくわけです。

こういう勉強の仕方、割と好きですね。



さて

次のページからは

予定を変更して

大学の教員について書いていきます。

路線変更・脱線はもはや珍しくもなんともないこのエッセイ

色んな意味でスリリングですね。
大学の教員という方々は

高校までのそれとはちょっと変わってます。

何と言うか

大人の汚い部分が

露骨に出ちゃってるんです。

彼等は

教える立場であり

同時に自らも研究してる立場なんですよね。



大学の助教授(准教授)以上になると

個別の研究室って場所が与えられます。

講義の時間以外は

大体そこにこもって自分の研究に打ち込んでるんでしょう。

ゼミの担当の准教授の研究室には何度もお邪魔しましたが

壁の棚には本がびっしりです。
「これ全部読んだんですか?」

「まさか。まだ読んでないものもあるよ。」

そりゃそうでしょう。

あんな膨大な数の本を全て読破するには

空き時間全てを読書に費やしたとしても

2年はかかるでしょう。

ましてやどれもがかなり分厚い専門書です。

いつでもどこでもサクサク読めるケータイ小説とはわけが違います。


教授って人達は

ほんとに研究熱心です。
熱心に研究に打ち込むあまり

教授の方々の考えは

やっぱり少々変わってますね。

どうも世の中を捻くれた目で見てみたり

時の総理大臣の政策をバッサリ切り捨ててみたり。

何と言うか

相当「我」の強い人達の集まりなんです。



大人の汚い部分ということで言うと

同じ経済学科の教授でありながら

根本的に考え方が違う場合がかなりありますね。

そして

授業の中で自分と真逆の意見を持つ教授を公然と非難する。


もう「大人の汚い部分」というより

大人としてどうなの?って感じになるわけですよ。
人間なんだから

意見の対立があるのはごく当たり前なわけで。

誰にでもいると思います。意見が合わない人、自分と真逆の考え方の人。

でも、

そのことを公然と批判しちゃったらそれはもう違うじゃないですか。

しかも学生達の前で。

意見が合わないなら

本人同士議論でもなんでもして折り合いつければいい。

もちろん教授ともなればそんなことしないでしょう。

だったら黙っておけばいいんですよ。

考え方なんて違ってて当たり前なんだから。

関わらなければいいのに。

学生達の前で、あの教授はあーだこーだ…

我々はそんな話は聞きたくないんですよね。
彼等は「自分の考え方が絶対に正しい」って思ってるんでしょうね。

こうしたことは

年のいった教授ほどその傾向が強いですよ。

授業中に他の教授を名指しで批判。

もしその批判された教授の授業も取ってたとしたら…

すごく純粋な学生なら人間不信になっちゃいますよ。

誰がほんとに正しいのやら分かったものじゃありません。

まあこういうことは

「そんなこともあるんだ」くらいで適当に割り切るのが一番いいのかも知れません。

ただデフレーター個人としては

いくらお金を積まれても

大学の教授だけには絶対になりたくないなって思います。
もうひとつ

教授に関してかなりどす黒い(?)話を。

デフレーターの在学中に

学長選挙があったんです。

投票権は教授以上の人に与えられて

何人かの候補の中から学長に相応しい人に投票する。

その時の学長選挙には

現職の学長の他に2人が立候補してました。

そして

見事に







現職の学長が落選したんです。


うん。よくありますよ。政治の世界では。

現職の知事が新人候補に敗れるなんてざらにあります。

でも

まさか一大学の学長選挙でこんなことがあるなんて…