「小屋に行こう 片付けたら戻って来るだろう」



「心配じゃないのか?」



山賊と戦っている騎士たちが。



「あいつ等にやられるほど、俺の騎士団は弱くない」



キースは自信に満ちた顔つきだった。



ほんとこいつの顔って整ってるな……。



キースに信頼されているカイナンたちが羨ましくなった。



「わかったよ……」



俺は小屋の方角を示し歩き出した。



だんだんと日が落ち、辺りが暗くなってきた頃、小屋に着いた。