視線をキャッチャーに戻す。



キャッチャーの要求は
インコースのカーブ球。



俺は首を振る。



“そんな甘っちょろい球
スタンドにもってかれる”



そして俺は逆に要求した。



インコースのストレート。



力でねじふせる!!



昴、打てるもんなら
打ってみろ!!!