「そういえばいないね～」



時雨の問いかけにみんな辺りを見渡すがはやり咲良と呼ばれる人はいない。



「咲良ならまだ倉庫だ。多分昨日のまま寝てんだろ」



突然口を開いた碧依の言葉にみんな納得するかのように頷いていた。




「じゃあ今日は紹介できひんな…。堪忍な…、柚葵」



『いいよ、大丈夫。また紹介してね』



そういうとみんなはホッとした様に表情になった。



それからは他愛もない話でその日一日を過ごした。