『この箱は?』
ママに疑問を問いかけながら中を開くと、中に茶色のカラコンと茶色のウルフカットのウィッグが入ってた。
「なにッて、変装グッズのウィッグとカラコン」
『なんで変装する必要があるの?』
「だッて、ゆずちゃんが藍猫だッてこと隠さないといろいろと面倒よ?」
『確かに……』
「だから、明日からちゃんと変装していきなね」
『ん。話しは学校のことだけ? 私眠いから自分の部屋に戻りたいんだけど…』
「あ、あぁ…。悪かったな、戻っていいぞ」
『ありがと。朔兄、夜琉兄戻ろ? 夜琉兄一度離れて?ねぇ?』
朔と夜琉と部屋を出て、3人で私の部屋へ向かった。
その後2人に挟まれながら、深い眠りについた。