「アルバイトして、プレゼントあげればいいじゃない。」



「でも」



「大丈夫。
りさちゃんでも出来るバイト、私が紹介してあげる!」



エミコさんは
こういう時、
つくづく頼りになる。




「私の知り合いがね、
BARを経営してるの。
あ、別にヤバい感じのではなくて。
そこで、ピアノ演奏のバイトさんを探してるって困ってたのよ。

これ、りさちゃんにぴったりよね?」