「私、すごく緊張しちゃうんです。つーちゃんが目の前に居ると。」 「うん」 「でも、少しでも長く一緒に居たい」 「じゃあさ。 すごい耳寄りな情報教えてあげよっか。」 エミコさんが ニヤニヤしながら 発した言葉に 私は言葉を失った。 「彼、来月誕生日だって」