「かーわーいーいー!!」


…やっぱり逃げたい。



「ほら、もう女にしか見えないわよ」



んなの嬉しくもねぇよ!

心の中でキレる俺。
何故言わないかって?


言えないんだよ。

野郎6人が俺を囲んでいるからだ。



「もう、めちゃくちゃ嫉妬しちゃう」



「客取られちゃうなぁ」



嬉しくねぇ。
腹立つだけで…。