昼休みは、笑いが絶えなかった。

飯もすべて完食した。

…さすがに量が多かったが…。


職員室に戻れば、机にでかい箱が置いてあった。


ドッキリ箱か?


恐る恐る開けてみると、中にはケーキが。



「ん?」



小さい手紙が入っていた。


『先生はいつまでも、私達の先生だからね。3B一同』


…馬鹿だな。


俺をそこまで泣かせたいのか。


手紙をポケットに入れて、ケーキを持って屋上に向かった。


次の時間は、俺の授業がない。


それまで、ケーキを食える。


甘いものは別腹。


甘ったるいケーキだな。


教師なんて…って思ってた俺を殴りてぇよ。