食べ終わる頃には、雨は止んでいた。



「あっ、笹河さん!虹ですよ!」



子供のようにはしゃぐ姿にドキッとした。

色んな顔を見せてくれる。



「笹河さん、今日はとってもいい日になりました」



「そうか…俺も今日はすげぇいい日だよ」



心から思う。



なぁ、蒼空。
俺、別の女…好きになってもいいか?



俺の中で、弾けた。