「…亜子ちゃんのこと、好きなんでしょ…阿波は」



「俺が手伝ってやろうか」



「へ!?」



お前らがくっつければ、阿波は組長に近づかないはずだ!



「む、無理よ!」



「自分から動かないから、あいつも気づかないんだよ」



それから、2時間は話した。


阿波は、こんなので…あんなので…っていう話を聞かされたときは、吐き気がしたけどな。


春香は、ケーキ5つ食べた。


俺は、ケーキ6つとコーヒー3杯飲んだ。


久しぶりにこんなに話したな。


何か少しスッキリした。