「ふざけないでよ!どうして一人で抱え込もうと…」


「お前らを巻き込みたくねぇんだよ!」



「……馬鹿!もう知らない!」



千波は俺を突き飛ばして、空と麻波の腕を引っ張って校舎の中へと消えていった。


空がちらっと俺を見ていた。
俺は、立ち上がって組へと戻った。


組に戻ると、窓ガラスは割られて、テーブルもイスも何もかも壊されていた。

最悪。


龍平だな。


ガキみてぇなことしやがって。